the days in Rocky 1

  18, 2007 23:59
カナダで語学学校の期間を終了してから、カナディアンロッキーへ旅立ったわけだが、
日程さえあえばC$200前後で3泊4日ツアーがあった。

ちょうど10月なかばで観光シーズンを終えたロッキー。

2週か3週に1度くらいしかそういったまるごとのツアーがなく、
日程が合わずとにかく自力で行くしかないあたしの強い味方となったのが、
「ブログ」だった。

ネット上で一番使われている言語、日本語。
そのほとんどがブログだという日記好きの日本人の趣向に救われた。

どこに行ってどんな手段があって何を見るべきか。
色々と参考になった。

これから書くこのブログも、、
いつか誰かの役に立つかもしれない。
日記の後半に手続きなど少し事細かく記す。






しかしながら最初に伝えるべきこと、
それは、

『ロッキーへ行くなら4月から10月中旬までのハイシーズンの間に行くべき』

ということだ。


ゼッタイ。



スキーやスノボで行こうとするのでないなら、本当に『絶対』だ。

あと車がないならさらに『絶対』だ。

そしてその旅行が1人旅なら『アホですか?』て感じになる。


なぜなら
観光名所をめぐるための手段が『ツアー』か『車』のどっちかしかなく、
『ツアー』は2人以上からしか敢行されないからだ。


つまり、自分で車を運転して行きたいところに行くことができないのであれば、
一人ではどこにも行けなくなってしまうのだ。


そして時期はずれのロッキーは根性でどうにかなる環境ではなかった。

1117canada_snow_emerald_lake
さむっ





とにかくロッキーもそりゃ広いので、車でめぐる1日観光ツアーにどうにか参加できないかと、
ツアーをやっている会社にいくつもメールを送った。


『11月4・5・6日の中でツアーをやる日はないですか?』

と。



回答はもちろん、

『あなたが2人以上ならばいつでも出発できますが、もし1人だったらツアーは敢行されません。』



しかし出発の数日前、


『もしも11月3日の朝に到着することができるならば、2人組のお客様から申し込みがあったので一緒に行けます』

と連絡が来た。



3日の朝。それはあたしがロッキーへ”出発”しようとしている時間だった。

それを2日の夜、学校帰りにそのままロッキーへ出発するようにバスの時間を変更し、

いわゆる夜行バスで向かった。









ロッキーマウンテンの南の玄関口であるBanffへ向かうバスに乗る。


到着してそのまま1日観光ツアーに参加する。決まっている予定はそれだけだった。

あとの予定は何も決まってない。
ただ6日にバンクーバーへ戻るということ以外。宿もなにも。

宿を予約するのにはクレジットカードが必要だった。


本当に必要な時までクレジットカードは作りたくないと思ってやりすごしてきた自分を恨んだ。


クッ…


アメリカ方面はクレジット社会…


日本で友人からそう聞いたとき、あたしにはもうクレジットカードを作っている時間などなかった。



1枚くらい持ったほうがいいね!!






バスが動き出す前、窓の外に大きな犬がいた。
人命救助とかできそうな大きな犬だった。
その子はあたしと目があった途端にかけよって来て、

あたしの席の窓の下に手を伸ばしてきた。

ぶんぶん尻尾を振って、心配そうな顔でこちらを見てきた。

あたしの瞳の奥の不安な気持ちを感じ取ったのだろうか。
犬、すげーと思い、すこし和んだ。






バスに乗る前に日本人の女の子から、ナイスアドバイスをもらう。

『座席についたら横になって寝たフリした方がいいですよ。
日本人の女の子は小さいからすぐ横に座られちゃって窮屈になっちゃうから。』

たしかにちっちゃいほうでもないあたしでも外国の方と比べればやっぱりちっちゃい。
13時間の長い夜行バスの旅を寝てすごす。



とりあえずは1日観光があるんだから、
そこのガイドさんになんかナイスな宿聞けばいいかと思った。

不安な旅は、最初の段階で誰か情報を持っている人を捕まえることだ。






しかしそのガイドさんから、
あたしにもっとも必要で、でも本当に聞きたくなかった情報を聞かされる。




カナディアンロッキーの中でも最も行きたい!と、
とにかくここにさえ行ければここで2日くらいはすごせるんじゃないかと思っていた場所、
モレーンレイクへの道が封鎖されているという情報だった。



モレーンレイク。


カナディアンロッキーの中で最も有名な湖・レイクルイーズは美しい青の湖面が輝く人気スポットだが、
色んな写真や感想から見て、モレーンはそれ以上の深い色の輝きがある!!ここだけは見逃せないぜ!!と
息巻いていた真の目的地だ。


その湖への道が封鎖。

雪が降り積もり、車では行けないということだ。


『歩いて行くって、難しいですか?』


そう、もともと地図で見て12kmの道のりをどうにか歩いて行こうと計画していたあたしは聞いてみた。


できればヒッチハイク…の希望が破れたのは残念だが、とにかくそこへたどり着ければ…


『まず、不可能だと思います』


この言葉を聞いてもその後数日どうにか行けるんじゃないかとずっと思っていた。


でも、この後に続く言葉をどうしても無視できなかった。



『クーガーに襲われますよ』


『クーガーって何ですか?』




『うーん…ライオン、みたいな、いや…うん、森のライオンですね。ライオンです。』




『……』


『たまにスキーで歩く数人の集団でも襲われることがありますから、本当にあぶないですよ』


ライオンを3度も繰り返すほどライオンな感じのクーガー…

その日一日、まだ見ぬ(って、見なくてもいいけど)クーガーのことであたまがいっぱいになってしまったあたし。


ああ、憧れのモレーン。。。君を一目見たかった。。。

クーガー…モレーン…クーガー…モレーン…

いかんいかん、とりあえず今日は一日観光なんだから、そのことはあとで考えよう。



そんなわけでこの時期にめぐることのできる主な観光地への一日ツアーが始まった。





               >>カナディアンロッキー旅行記2へ




参考までの詳細


バンクーバー⇔バンフへのバスはGRAYHOUND(グレイハウンド)
学生証や、ESLでもらえるstudent cardなどを出すと学割が効く。
7日前までに購入するとかなり割引になる。
バンフの前にはカムループス、レイクルイーズなどに停車する。
チケットはオープンで指定した日付ならどの時間のバスに乗ってもかまわない。
日付を変更したいと電話連絡を入れると、
バスの出る1時間前に窓口へ行ってC$10払えばOKと言われた。
18:50発のバスだったので17:30ごろ窓口へ行くと、
『18:30に17番の乗り場へ行け』
そう言われただけだった。
$10払わなくて済んだのはよかったが…カナダはこういうことがほんとにめちゃんこ多い。

GRAYHOUNDもクレジットカードがあればネットで購入できるが、
カードがなければ直接窓口で購入することになる。



とはいえ冒頭にも述べたが、3泊4日とかのツアーに参加するのが、
まんべんなく観光するのにベストな手段だとは思う。


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