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四十九日

  24, 2006 23:45
桶川に行きました。

小林恭子さんの四十九日でした。

斎場に入ると、恭子さんの遺影。

いつもふざけてるけど、実は美人で、
ゆっくりのんびりが好きで、やわらかくてやさしくて、
そんな恭子さんの、芯が写ったような、素敵な写真がそこにあった。


手には美しい花束・・・・・・と思いきや、なんかデっカい松ぼっくり・・・


あたしはそれを見てぷっって笑っちゃって、
ほんとに恭子さんらしい写真だと心から感じた。


その写真を見ていると、そしてそれが『遺影』なのだと思うと、初めて実感が沸いてきた。

桶川はのんびりした町で、田園風景もちらほら見える。
あたしは移動中、
あ…この道…、この道をきっと恭子さんはすごくゆっくり、微笑みながら、空気の流れを感じながら歩いたに違いないと、勝手に思ったりした。

初めてこのことを聞いた時は、ただショックとしか言いようがなかった。
想いだけが巡った。
今日、あんな最高の写真を見て、
実感が、沸いて、
次から次へと色んなものがこみ上げて、
あたしはそれを一度は止めようとして、
違う、今日はきっと止めることなどせず、
全部出してしまう日なんだと、
外に飛び出してわんわん泣いた。
同期の順子もそこにいた。
二人で抱き合ってわんわん泣いた。

少し落ち着いて、
すると扉の向こうで敬江さんが、恭子さんの赤ちゃんを抱いているのが見えた。

順子が、『・・鼻が、似てるんだって』と言った。

あたしたちは笑った。



今こうして今日のことを振り返ると、
その敬江さんや、まっきーのことを、改めて考える。
そして順子を想う。
そうか、
と思う。



そうか、
と思う。
今。



赤ちゃんの鼻はぷにっと上を向いていて、
きっと生まれた時、『鼻が似ちゃったよぉぉ~~』って恭子さんは笑っていたんだろうなって思う。
でもまつげが濃くて長くて、
他にも似ているところはいっぱいあった。
きっと美人になるよ。
鼻さえ、、、といつもまっきーに言われ、
『鼻のことは言うなぁーーっ!!』と笑っていた恭子さん。


遺影の前に立って、恭子さんに話をした。


恭子さんは変わらない笑顔で、変わらない声で、
あたしの前にいた。

やる気が出た。



皆さんが、目をつぶって浮かんでくる姿、それが本当の姿ですよとお坊さんが言った。


心の中で、恭子さんは変わらない大きな笑顔をあたしに向けているが、

目をつぶると、

浮かんでくるのは全裸でポーズをとる、芸術が爆発した後姿だ。



恭子さん。


またね。

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