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手話はわからなくても

  07, 2011 01:55
「したごころ、手話版」にゲスト出演してきたのは先週のこと。

稽古場にお邪魔した時には会えなかったのだが、砂田アトムさんという役者さんがいた。

手話ながら、よく喋る。
明るくて、楽屋の空気を作っている。
皆が楽しそうに彼の話を聴いている。

見ているとわかる、内容はわからないが、
例えば前フリとオチ、とか、スピードとか溜めとか、
きっと話し方が上手なんだ。

満席で本番を見れないのが本当に残念だ。


どーにかあたしも理解できないだろうかと、手話ガン見。
理解できない。当たり前だ。
出番が近付く。ああ、何をやるかもう少し考えておかないと。

きゃっきゃっ

気になるっ
知りたいっ
ガン見っ
わからないっ
出番近いっ

そんなふうに過ごしたゲスト出演本番直前だったが、
笑顔でいる人が多い、そう感じた。

いやもちろん楽屋が和気あいあいとして、笑顔になっていたこともあると思うが、
終演後も、思い返してみても稽古場でも、
『楽しかった』と思っていて、それがどうしてだろうと考えたときに
みんなが笑顔だったなあと。

向かい合う人に伝えるものとして『音』がない分、
表情にすることがごくごく当たり前なのかもしれない。
だからみんな『笑顔』で、
それが心から出てきている笑顔だから、きっと楽しかったのだ。

ろうの人にとって、健聴の人がこわい、ということもあるという。
同じように、楽屋の中でただ1人手話のわからない状態のあたしは、
少しだけ不安になった。
だけど、「今なんて言ったの?」って質問したあたしに答えてくれた笑顔で、
不安は消えた。

あたしがこの短い期間で覚えた手話は数えるほどだが、
あたしのもとには大きなものが届けられたし、
あたしもいつもより届けることに心力を注いだ。

短い言葉しか、出ない。
だけど、伝えたいのは、その言葉だけじゃないの。
届けたい、そう思って。

短い時間だったが凄く大切な時間だった。



最近は実は書きたいことが多すぎる。

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