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言葉・・・台詞・・・・手話。

  28, 2011 22:48
土曜日にゲスト出演する「したごころ、手話版」の稽古場にお邪魔させてもらった時の話だ。

この部屋かな~、と、そっと扉を開ける。
ろう俳優さんたちだと聞いていたので、「はじめまして」の手話くらいはできたらいいなと思いながら開けた。
ちなみにそれは愛読書のひとつである「君の手が囁いてる」からの知識だ。

ダメ出し中だったのかな、お邪魔することは伝えてあったので
あ、来るって聞いてた人来た、という空気。
あまりにも当たり前の空気に、普通に、あ!ちゃんと挨拶しなきゃ!と思った。

「はじめまして。すみませんお邪魔します!ええっと、初演で梅役をやりました蒻崎・・・・・」
あわてて通訳さんが飛んできた。

あたしが言ったことをすべて手話にして俳優さんたちに伝えるために。

そうか、そうだった、さっきまでそれ考えてたのに、あまりに普通すぎる空気に手話とか一瞬で忘れてしまった。

そして稽古見学。

『独り言』は『誰かに聞いてほしい独り言』になる。

会話に入る為には視界に入る。

手を拘束されている人は発言できなくなる。


ああそうか、演出をつけるにしても手話に必ずついてくることがたくさんある。

しかし違わないこともたくさんある。
感情や、役作り、役者の個性。。。



稽古後に演出家の金田一さんとある俳優さんが芝居について話していた。
もちろん通訳さんを介して。
その時役者さんが言った。

『手話は、セリフだから。動きじゃない』と。


はっとさせられた。
鳥肌が立つほどに。

手話は、表情もセットになっているものも多い。
それさえもセリフなのだ。
動きとは違う。


そして当然、
自分を顧みる。


あまりに素敵に刺激的な稽古場ゆえに、
翌日もお邪魔した。

そこで、ゲスト出演部分の稽古に加わらせてもらった。
その時点でゲストは決まってなかったが、
あたしはその即興的稽古を凄く楽しんだ。

聞こえる人として、入ってくる。
客という役として、そして聞こえる役者として。

聞こえないお客様が沢山いる前に。

楽しい。
楽しみ。

ほんの一瞬がこれほど楽しみになれるかびっくりするくらい。


何かをもらってくるよ。

もちろん、沢山置いてくるつもりで。

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