スポンサーサイト

  --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

世界で一番つらいエチュード

  16, 2011 23:58
劇団チョコレートケーキ、「裁きの日」の稽古が進んでいる。

もうひとつの「12人の怒れる男」の稽古場にも若干顔を出したりするが、
脚本が違うので、稽古の進め方も違う。

こちらの「裁きの日」はエチュードをやる。
エチュードとは、設定だけが決められて、セリフや動きなどは自由にする芝居。

ずばり、裁判員エチュード。

これが最高につらい。
重い。
泣く。

実際にあった事件を基に裁判員として話し合う。
有罪か無罪か。
情状酌量の余地はあるのか、更生の可能性は、自首、未成年、主導性、残虐性、、、
・・・・・・死刑か無期懲役か。

人を裁くということを、
仮定ながらも、重く感じる時間。

他の人物を、憎々しく思うこともある。
感情論になることもある。
今日の稽古では手がガタガタと震えてしまった。
こんなエチュード今までにない。

真剣にイメージして、
慎重に、自分たちの言葉を吐き、
誰かの一生を決定づける。

だからものすごく長いエチュードになる。
2時間くらいかかる。
その間に取る休憩も無言だったりする。

めちゃめちゃ疲れる。

この感覚を、「裁きの日」の台本に、自分の役に、活かす。
こんな辛い思いをして・・・
まだ伝わるか、わからない。
何を伝えるのか、まだわからない。
ただまずはそこに居ることからはじめなければ
何もできない。

今日のエチュードが終了して、
西尾友樹が言った。
「これ、世界で一番つらいエチュードですね・・。」

エチュード終了後、遅れてきた島田雅之に
「今日のエチュードも大変だったよ、」とそっと告げると、
「空気が重いから、わかる。」と返ってきた。

今日は「光市母子殺害事件」を基にした事件について話した。
犯人が未成年であることが最大の論点だった。

昨日は「東電OL殺人事件」が基になっていた。
その前は「闇サイト殺人事件」。
有罪と決める、または量刑を決めるその重み。

とにかくホントにつらい・・・のだが、
ええ、あの何というか、
頑張っている。

がんばっている。

なんだこの表現。でもそれに尽きる・・・ほど、
みんなでがんばっている。

「裁きの日」のために。


お待ちしてます。
法廷劇二本立て「12人の怒れる男」「裁きの日」詳細



Thanks for the encouragement.

- 0 Comments

Post a comment

What's New

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。